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ブロンプトンBBタップ

更新日:2018年2月3日

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BBタッピング・BBフェイスカットって聞いたことあるでしょうか?

 

ブロンプトンに限らず、クロモリのフレームは溶接の際の熱の影響やその他諸々の原因で、BBのネジ切り部分が歪んでいたりフェイス部分の平行が出ていなかったりネジ山に何か詰まっていたりする事があります。

そんなネジ山をしっかり切り直し、平行も出してあげましょうという作業です。

 

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まずはこの工具。ネジ山を切り直す工具ですが、カンパニョーロ製で結構お高いです。精度良く仕上げるにはやはり工具が重要です。

 

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この工具をフレームの両側から優しくねじ込んでいきます。途中で引っかかったり、ガリガリとした手ごたえが伝わってくる部分が歪みがある所ですが、結構ガリガリ削ってます。

 

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結構な削りカスが出ました。

 

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続いて登場するのがこちらの工具。こちらも カンパニョーロ製で結構お高いです。

 

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まずはガイド部分を入れていきますが、ネジ山をきれいにしたので途中で引っかかったり、きつくなったりせずにスムーズに入っていきます。

 

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凶悪そうな工具をセットし、

 

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BBのフェイス部分をゴリゴリ削っていきます。

 

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途中経過です。金属が見えて来た部分と、まだ塗装が残っている部分があります。平行が出ていなかったという事ですね。

 

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綺麗になりました。気持ちがいいです。

 

さて、このブロンプトンですが、ネジ山、フェイス共に僅かながら歪みが出ていました。だからと言って、即「品質が悪い」と言ってしまうのはちょっと気が早いです。

 

その理由は純正で付いてくるBBにあります。

 

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ブロンプトンにはカップが樹脂のBBが付いています。樹脂ですからフレームよりも軟らかく、締めこむと僅かに変形します。

カップが変形する事でフレームの歪みを相殺しようという考えですね。

イギリスの工場で組立て時にBBタッピング・BBフェイスカットまでやれば良いのですが、そのコストは間違いなく販売価格に乗っかって来ます。多くの人に届けるために価格を下げ、歪みが出ることも想定したパーツセレクトで回転への影響を無くす。

好感の持てる考え方だと思います。

 

耐久性、防水性も重視した純正BBを使っている限りはこの作業は必要なさそうですね。

 

グレードアップで別のBBを取り付ける場合は必須作業ではないでしょうか。

 

ちなみにブロンプトンのBBですが、軸の形がJIS規格とISO規格の2種類ありますので交換の際は注意が必要です。

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